開催前の2024年3月8日に渋谷PARCOのGAKUにて、リトゥンアフターワーズの山縣良和さんと、この展覧会のキュレーションを手がけたアーツ前橋チーフキュレーター/東京藝大准教授 宮本武典さんから展覧会構想を聞くトークセッションを開催しました。その時のトークを元に展示作業中に録音したものをプラスして展示解説の文章として再構成したものを公開します。
interview
インタビュー
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ファッションを法的に保護するということ
角田政芳・関真也
「ファッションローは、ファッションデザイナーが衣服、履物、アクセサリー、バッグ、帽子、メガネ、財布などのファッションプロダクトをデザインし、製造し、消費者の手に届けられるまでといった、ファッションプロダクトのライフサイクルの中で生じるあらゆる法律問題を扱うとされています。これには、例えば、知的財産法だけでなく、契約法、消費者保護法、会社法、商法、不動産法、労働法、広告法、国際取引法、関税法等の幅広い法領域が含まれます。」
interview : ACUOD by CHANU
2017-18AW
ACUOD by CHANU
良いものを作りたい気持ちはすごくあるのでクオリティーには妥協をしたくなくて、生地選びから縫製まですごくこだわっております。今回、良い縫製工場さんをご紹介して頂いたんです。パリコレクションで発表しているブランドばかりを縫っている所で、東京コレクションのブランドではうちらだけがやってもらっています。
interview : AKIKOAOKI
2017-18AW
AKIKOAOKI
今回、怒りというのが情動的なものとしてまず最初にあって、ただそれをパンクとかそういうものとしてではなく、私はそこから「プリミティブ」という原始的なものに繋げていきました。原始的というのが今回のキーワードなんですが、削ぎ落としたデザインをしていくことで、ある意味で自分とすごく向き合ったシーズンになりました。
interview : House_Commune
2017-18AW
House_Commune
一見、何の変哲もないタンクトップやショートパンツのように見えるものも、生地の重みであったり、ちょっとしたディテールなどで工夫をしています。日本人である私たちが着たときにどこにボリュームを持たせて、どこにシェイプをしていくのかというところを、その構造を少しずつ変えてデザインしていきました。