FashionStudies®は、Rakuten Fashion Week TOKYO期間に、ファッションビジネス学会+10Y研究部会と共催で、日本のファッションウィークにちなんで、日本の文化に触れるトークを企画しました。「日本の伝統工芸と文様」をめぐるトークをこのお二方をお呼びして、開催します。日本の文様には、日本の美意識が宿っています。日本のファッションウィークの合間に、日本の美の話に耳を傾けてはいかがでしょうか?

ファッションにおけるもの作りを考える
FashionStudies®は、Rakuten Fashion Week TOKYO期間に、ファッションビジネス学会+10Y研究部会と共催で、日本のファッションウィークにちなんで、日本の文化に触れるトークを企画しました。「日本の伝統工芸と文様」をめぐるトークをこのお二方をお呼びして、開催します。日本の文様には、日本の美意識が宿っています。日本のファッションウィークの合間に、日本の美の話に耳を傾けてはいかがでしょうか?
日本で生産されるテキスタイルは世界で高い評価を受けていることは、ファッション業界では周知の事実であり、誇らしいことでもあります。しかしながら、生産拠点である産地においては、生産者の高齢化の問題、生産拠点の海外移転等の問題があり、ものをつくる現場である産地自体が日本国内に残ることができるかの瀬戸際に立たされています。そのような状況の繊維産地に、現在、20代~30代の若手が入り、少しづつですが、状況を打開する動きが出てきています。今回のFASHION MANU FACTUREでは、繊維産地の今とこれからを考えるために、若い担い手の中心にいると言っても過言ではないお二人をお招きします。
小松精練は特別な技術や材料である「シーズ」を糧に商品を開発し続け、世の中に新しい価値を提供しています。今回お招きする宮元むつ子さんは、この小松精練のシーズ開発のコアとなって、活躍されてきました。どのように新しい価値を生み出す商品を開発されてこられたのでしょうか?こうした視点から、今回いくつかの事例をお話ししていただきます。
江戸時代から綿織物の産地として知られる遠州地方から海外でも高い評価を得ている古橋織布有限会社の若い世代の西井佳織理さん、濵田美希さんをお招きして、テキスタイルの開発や、デザイナーとの協働の取り組み、また、どのように海外との取引を増やせたのか(西井さんが海外営業を担当。)など、さらに西井さん、濵田さんら産地の若い世代が取り組んでいることや、これからの夢などをお話していただきます。
現在、日本の繊維業界は大変厳しい時をむかえています。長年、繊維技術と格闘してきたシオンテックの菱川さん(ボタニカルダイの作成者)にこれからの時代、どのように戦って行ったら良いのかを、お話していただきます。