明治政府の政策としてスーツスタイルが取り入れられてから150年。ニッポンのスーツの歴史は、人々の働き方はもちろん、流通の担い手の変遷、社会のあり方、価値観の変化と密接な関係があります。講師の山本さんが年代ごとに紐解いていきます。スーツからニッポンの社会を俯瞰してみませんか?講義後、ビジネスマンや就活生に着こなしを指南するプロの山本さんから直々にスーツの着こなしレクチャーも開催します。ニッポンのスーツ史から、スーツの着こなしまで学べる講座となっております。

人々の装いについての文化や社会現象を学ぶ
明治政府の政策としてスーツスタイルが取り入れられてから150年。ニッポンのスーツの歴史は、人々の働き方はもちろん、流通の担い手の変遷、社会のあり方、価値観の変化と密接な関係があります。講師の山本さんが年代ごとに紐解いていきます。スーツからニッポンの社会を俯瞰してみませんか?講義後、ビジネスマンや就活生に着こなしを指南するプロの山本さんから直々にスーツの着こなしレクチャーも開催します。ニッポンのスーツ史から、スーツの着こなしまで学べる講座となっております。
※アーカイブ視聴実施中 期間中(〜2023年3月31日)好きな時間に視聴可能になります。
豊田市美術館、島根県立石見美術館、東京都庭園美術館で開催の「交歓するモダン 機能と装飾のポリフォニー」展は、1910年代から30年代にかけてのフランス、ドイツ、オーストリア、日本のデザインの動向を紹介する展覧会です。モダンデザイン、装飾芸術、ファッションを一堂に集め、国やジャンル、時代を超えたそれらの関わりに焦点を当てています。今回のオンライン講座は、この展覧会を企画された千葉真智子さん(豊田市美術館学芸員)から企画の主旨となる本展覧会カタログの論考『交歓するモダン』のお話と、平芳裕子さん(神戸大学大学院 准教授)から同カタログに寄稿された論考『シャネルの近代-ファッションをめぐる機能と装飾』のお話の2本立てになります。
※アーカイブ視聴実施中 期間中(〜2022年12月31日)好きな時間に視聴可能になります。
A BATHING APE®の創設者であるNIGO®氏は、1990年代の裏原宿ムーブメントを牽引し、UTのクリエイティブ・ディレクターを務めるなど、日本ファッションのキーパーソン的存在です。そのNIGO®氏が「KENZO」のアーティスティック・ディレクターに昨年(2021年)の9月に就任し、ファッション界の一躍時の人となりました。NIGO®氏による「KENZO」でのデビューショーは、1970年にKENZO創始者の髙田賢三氏が最初の店舗を構えた思い出の地であるパリのギャラリー・ヴィヴィエンヌで開催され、ショーの最後に登場したNIGO®氏が着用したコーチジャケットの背中には「KENZO」の文字がありました。これからの「KENZO」を背負っていく思いがひしひしと伝わるショーでした。そうしたNIGO®氏のこれまでの軌跡を振り返ります。講師は書籍『ファッションは語りはじめた』にてNIGO®論を執筆した井伊あかり氏が務めます。
前回(Think of Fashion® オンライン ♯05 熊谷登喜夫/トキオ・クマガイの仕事)に引き続き、熊谷登喜夫さんのお仕事を振り返る講座を開催します。パリのトキオ・クマガイに入社し熊谷登喜夫氏に師事し、87年熊谷氏逝去後、トキオ・クマガイのチーフデザイナーに着任された永澤陽一さん、パリ現地法人イトキン・ヨーロッパに勤務されトキオ・クマガイのショップと卸業務を担当していた渡邊実さん(後にイトキン・ヨーロッパの社長に就任)をお招きし、往年のパリでのお仕事を振り返っていきたいと思います。進行は、KCIギャラリーにて開催中の「熊谷登喜夫:軽やかに時を超えた靴デザイナー」展を企画されたKCIキュレーターの石関亮さんです。
※アーカイブ視聴実施中 期間中(〜2022年12月31日)好きな時間に視聴可能になります。
熊谷登喜夫さんは、服のデザイナーとしてキャリアをスタートしましたが、彼の才能は靴のデザインにおいても発揮され、1980年代を代表する靴デザイナーのひとりになりました。そんな熊谷登喜夫さんでしたが、1987年に惜しくも40歳の若さで夭折されました。2022年は、熊谷登喜夫さんの生誕75周年となり、京都のKCIギャラリーで、熊谷登喜夫さんがデザインした1980年代の靴を中心とした展覧会が開催されています。そこで、FashionStudies®では、その展覧会を企画した京都服飾文化研究財団(KCI)キュレーターの石関亮さんをお招きして、熊谷登喜夫さんのお仕事をご紹介する講座を開催します。