Think of Fashion® Study オンライン ♯04
ファッションビジネス学会+10Y研究部会共催

アート講座 ゲルハルト・リヒター展によせて Part.2
《ビルケナウ》以前、以後

講師:桝田倫広(東京国立近代美術館主任研究員)鈴木俊晴(豊田市美術館学芸員)

2022年8月4日(木)19時30分開催

※アーカイブ視聴実施中 期間中(〜2023年3月31日)好きな時間に視聴可能になります。

お申し込みはこちらから

FashionStudies®が開催するアートを学んでいこうシリーズです。ファッションを学ぶ為にもアートの知識は欠かせません。

第2弾で学んだゲルハルト・リヒターさんの個展(ゲルハルト・リヒター展 https://richter.exhibit.jp/)が、東京国立近代美術館で10月2日(日)まで開催されています。その後、豊田市美術館(https://www.museum.toyota.aichi.jp/)に巡回し、10月15日(土)~2023年1月29日(日)まで開催します。

現代美術を語る上で最も重要なアーティストの一人であるゲルハルト・リヒターさんの日本では16年ぶりとなる大規模個展で、リヒターさんの作品の最高峰ともいえる《ビルケナウ》を鑑賞できるということで話題になっています。そこで、FashionStudies®では、「ゲルハルト・リヒター展によせて」と題しまして、連続講座を開講します。

Part.2は、「ゲルハルト・リヒター展」を企画された東京国立近代美術館主任研究員の桝田倫広さん、豊田市美術館学芸員の鈴木俊晴さんを迎え、展覧会のご紹介と、展覧会カタログに寄稿された各々の論考を元に、

鈴木俊晴さんからは論考『「絵画は役に立つのです」ーリヒター作品における「もの」と「ビルト」、「複数性」と「真実性」をめぐって』

桝田倫広さんからは論考『ビルケナウ以降ーゲルハルト・リヒターの〈アブストラクト・ペインティング〉における後期様式について』

のお話をしていただきます。

Part.1は、7月28日(木)19時30分に、16年前にDIC川村記念美術館で「ゲルハルト・リヒター 絵画の彼方へ」展を企画されたインディペンデント・キュレーターの林寿美さん、『美術手帖』と『ユリイカ』にて《ビルケナウ》に関した論考を寄稿しているドイツ文学研究の西野路代さんを講師に迎えます。
Part.1の詳細はこちら https://fashionstudies.org/studies/toffstudy-online-03/

皆様のご聴講お待ちしております。

   

ゲルハルト・リヒター
1932年、ドイツ東部、ドレスデンに生まれました。ベルリンの壁が作られる直前、1961年に西ドイツへ移住し、デュッセルドルフ芸術アカデミーで学びます。コンラート・フィッシャーやジグマー・ポルケらと「資本主義リアリズム」と呼ばれる運動を展開し、そのなかで独自の表現を発表し、徐々にその名が知られるようになります。その後、イメージの成立条件を問い直す、多岐にわたる作品を通じて、ドイツ国内のみならず、世界で評価されるようになりました。ポンピドゥー・センター(パリ、1977年)、テート・ギャラリー(ロンドン、1991年)、ニューヨーク近代美術館(2002年)、テート・モダン(ロンドン、2011年)、メトロポリタン美術館(ニューヨーク、2020年)など、世界の名だたる美術館で個展を開催。現代で最も重要な画家としての地位を不動のものとしています。
「ゲルハルト・リヒター展」のサイト(https://richter.exhibit.jp/highlights/)から引用

ゲルハルト・リヒター展 東京国立近代美術館 2022年6月7日(火)~10月2日(日) 巡回 豊田市美術館 2022年10月15日(土)~2023年1月29日(日) https://richter.exhibit.jp/

   

アーカイブ視聴実施中 アート講座②「ゲルハルト・リヒター全解」

日本におけるゲルハルト・リヒター研究の第一人者の清水穣さんが講師を務めたアート講座②「ゲルハルト・リヒター全解」のアーカイブ視聴も行っています。
こちらのURL(https://fashionstudies.org/studies/toffstudy-online-02/)にその詳細があります。
是非、展覧会の予習、復習にご視聴くださいませ。

   

講師プロフィール

桝田倫広(ますだ・ともひろ)
東京国立近代美術館主任研究員
主な展覧会に「ゲルハルト・リヒター展」(2022年)、「ピーター・ドイグ展」(2020)、「アジアにめざめたら:アートが変わる、世界が変わる 1960–1990年代」(共同キュレーション、東京国立近代美術館、韓国国立現代美術館、ナショナル・ギャラリー・シンガポール、2018–2019)、「No Museum, No Life?―これからの美術館事典 国立美術館コレクションによる展覧会」(共同キュレーション、2015)など。

鈴木俊晴
豊田市美術館学芸員
勤務館での近年の企画として「奈良美智 for better or worse」(2017年)、「開館25周年記念コレクション展 光について/光をともして」(2020年)、「ボイス+パレルモ」(埼玉県立近代美術館、国立国際美術館と共同企画、2021-22年)。
ゲルハルト・リヒターについての論考に「バランスをとること──ゲルハルト・リヒターとブリンキー・パレルモのミュンヘンオリンピックのスタジアムへの提案をめぐって」中尾拓哉編『スポーツ/アート』(森話社、2020年)。

   

日時

アーカイブ視聴 〜2023年3月31日

リアルタイム開催 2022年8月4日(木)19:30〜21:00頃(質疑応答含む)

会費

アーカイブ視聴
一般 2,800円
大学生・専門学校生 1,400円
ファッションビジネス学会 会員 1,400円
高校生・中学生以下 無料
(高校生・中学生で希望の方はこちらまで contact@fashionstudies.org お問い合わせください。アーカイブ視聴方法をお伝えします。)
※リアルタイム参加者と同じ金額になっております。当日のQ&Aは収録されていません。

会場

アーカイブ視聴 オンラインでの開催となります。
※イベント視聴ページの「主催者からのお知らせ」の欄に視聴用のパスワードが記載してあります。

お申し込み先

お申し込みはこちらから
お申し込みはPeatixにて承っております。
※申し込まれますと払い戻しはできませんので、ご了承くださいませ。
※アーカイブ視聴はPeatixのみの対応となっております。ご了承くださいませ。

   
【オンライン講座 ご参加に伴う注意事項】※必ずお読みください
(お申込みを頂いた時点で、ご同意いただいたとさせていただきます。)
・オンライン動画の視聴方法・操作方法については、本イベントではサポートできません。
・インターネット接続環境が必須となります。ご利用のネットワーク環境によっては、映像が鮮明に見れない可能性がございますので、ご容赦ください。
・オンライン視聴できるURL、パスワードを他の方に知らせたり、SNS、ネットなどで公開しないようお願いします。
・オンライン視聴の録画・録音、画面をスクリーンショットや撮影等をすることはご遠慮ください。

   
Think of Fashion® Study は、「ファッション」を考えるための方法論について学ぶ講座シリーズです。
Think of Fashion® Study オンライン #04
アート講座 ゲルハルト・リヒター展によせて Part.2 《ビルケナウ》以前、以後
主催:FashionStudies®︎
協力:ワコウ・ワークス・オブ・アート
企画:篠崎友亮(FashionStudies®︎

   
FashionStudies®︎は、ファッションを体系的に学ぶ「場(プラットフォーム):STUDIES」と、強度のあるファッション情報を発信する「メディア:MAGAZINE/PUBLISHING」を企画・運営しております。
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