装談®|Tokyo Fashion Dialogos オンライン #03

ヴァージル・アブロー『ダイアローグ』刊行 プレトークイベント

ゲスト:平岩壮悟(『ダイアローグ』訳者)Yoshiko Kurata(『“複雑なタイトルをここに”』訳者)

2022年7月15日(金)18時開催

※アーカイブ視聴中 期間(〜2022年10月15日)好きな時間に視聴可能になります。

2022年7月15日に出版社・アダチプレスより刊行するヴァージル・アブロー著書『ダイアローグ』に際するオンライントークイベントを開催します。

2019年に同出版社から刊行されたヴァージル・アブロー著書『“複雑なタイトルをここに”』の共同翻訳者・Yoshiko Kurata氏と、今回、刊行する書籍の翻訳者・平岩壮悟氏の二人が、ヴァージル・アブロー氏のアイデア、仕事、思想、生きかたについて対話します。

Tokyo Fashion Dialogosは、多彩なゲストを招き、ゲスト同士の対話を通じてファッションへの思考を深めていく場です。

二人の対話からどのようなヴァージル・アブロー氏の思考が浮かび上がるのでしょうか。Tokyo Fashion Dialogosでの知的な思考の交流をお聞きください。

皆さまのご参加お待ちしております。

伊藤忠インタラクティブとの共催になります。

   

ゲストプロフィール

Yoshiko Kurata
アーティストコーディネーター / ファッションライター
1991年生まれ。国内外のファッションデザイナー、フォトグラファー、アーティストなどを幅広い分野で特集・取材。これまでの寄稿媒体に、Fashionsnap.com、GINZA、HOMMEgirls、i-D JAPAN、SPUR、STUDIO VOICE、SSENSE、TOKION、VOGUE JAPANなどがある。2019年3月にはアダチプレス出版によるVirgil Abloh書籍『“複雑なタイトルをここに” 』の共同翻訳・編集を行う。2022年には、DIESEL ART GALLERYの展示キュレーションを担当。同年「Gucci Bamboo 1947」にて日本人アーティスト・nico itoをコーディネーションする。

平岩壮悟(ひらいわ・そうご)
1990年、岐阜県高山市生まれ。『i-D Japan』編集部に在籍したのち独立。フリーランス編集/ライターとして文芸誌、カルチャー誌、ファッション誌に寄稿するほか、オクテイヴィア・E・バトラー『血を分けた子ども』(藤井光訳、河出書房新社)をはじめとした書籍の企画・編集に携わる。本書が初めての翻訳書となる。

   

書籍紹介

書籍 ヴァージル・アブロー『ダイアローグ』

以下、出版社・アダチプレスの書籍紹介ページから引用 
書籍紹介ページ https://adachipress.jp/dialogues/

「私が後世に残したいと思っているのは、なによりもメインストリームを変えるロジックなんです」
(ヴァージル・アブロー、本書より)

「彼の発言はすべて引用に値する」――フランク・オーシャン
「真の天才クリエイター」――BTS
「預言者がまたひとり早逝してしまった」――パティ・スミス

自身のブランド、オフ‐ホワイトでストリートウェアとハイファッションを融合。ナイキやイケアとの斬新なコラボレーション。ルイ・ヴィトン初の黒人デザイナー就任――ハイとロー、観光客(ツーリスト)と純粋主義者(ピュリスト)のあいだを軽やかに往復し、ヴァージル・アブローは創造の可能性をどこまでも探求しつづけた。

本書は、2021年11月に41歳で急逝した彼が遺した2016年から21年までの主要な対話9本を、日本オリジナル編集で翻訳。ヴァージルのアイデア、仕事、思想、生きかたが、あますところなく語られる。回顧展”Figures of Speech”カタログでのレム・コールハースとの対話や『新潮』2022年3月号で紹介された最後のロングインタビューも収録した、『“複雑なタイトルをここに”』の姉妹編。

「ヴァージルにとっての対話とは、彼が得意とした『コラボレーション』の一形式だったとも言えるかもしれない(…)この対話集にも、ヴァージルが後世に残そうとした思想や方法論の断片が散らばっている。読者のみなさんが本書をそれぞれ読み解き、思考や創作のツールとして使ってくだされば幸いである」(「訳者あとがき」より)

目次
・クールとはなにか? トム・サックスとの対話 (Essential Homme, 2016)
・デュシャンは私の弁護士 トム・ベットリッジとの対話 (032c, 2017)
・Tシャツだから苦い薬も飲み込める ハンス・ウルリッヒ・オブリストとの対話 (System, 2017)
・物をもたない時代の消費主義 レム・コールハースとの対話 (System, 2017)
・観光客と純粋主義者のあいだ ジョナサン・ウィングフィールドとの対話 (System, 2017)
・権力を溶解させる ジャック・セルフとの対話 (Real Review, 2019)
・建築のあとで レム・コールハース、サミール・バンタルとの対話 (“Figures of Speech”, 2019)
・100パーセント アンニャ・アロノウスキー・クロンバーグとの対話 (“Figures of Speech”, 2019)
・黒人の正典を定義する アンニャ・アロノウスキー・クロンバーグとの対話 (Vestoj, 2021/『新潮』2022年3月号)*『新潮』編集部noteで全文をお読みいただけます。
・訳者あとがき
・ヴァージル・アブロー略年譜

ヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)
1980年9月30日、ガーナ移民の両親のもとシカゴ近郊のロックフォードで生まれる。ウィスコンシン大学マディソン校で土木工学を、イリノイ工科大学大学院の修士課程で建築を学んだのち、カニエ・ウェストとの仕事を経て、2012年に自身のプロジェクト「Pyrex Vision」を発表。2014年にはファッションブランド「Off-White c/o Virgil Abloh™」を設立。自身のブランドと並行して、ナイキやイケアとのコラボレーションなど数々の作品を生み出す。2018年、ルイ・ヴィトンのメンズ・アーティスティック・ディレクターに就任。2019年、シカゴ現代美術館で回顧展「Virgil Abloh: “Figures of Speech”」を開催し、同名の書籍を刊行。2020年、アメリカの黒人学生の教育を支援する財団「Virgil Abloh™ “Post-Modern” Scholarship Fund」を設立。2021年11月28日、心臓血管肉腫のため41歳で急逝。ヴァージルのレガシーを継承・発展させることを目的として生前に設立されたVirgil Abloh SecuritiesのCEOに、2022年、妻のShannon Abloh(シャノン・アブロー)が就任。
https://virgilabloh.com

関連書
ヴァージル・アブロー『“複雑なタイトルをここに”』
2017年にハーバード大学デザイン大学院でおこなった特別講義の記録。
倉田佳子+ダニエル・ゴンザレス訳、アダチプレス、2019年
詳細はこちら https://adachipress.jp/insertcomplicatedtitlehere/

   

日時

アーカイブ視聴中 〜2022年10月15日まで

リアルタイム開催 2022年7月15日(金)18:00〜19:30頃(質疑応答含む)

会費

アーカイブ視聴
一般 1,600円
大学生・大学院生・専門学校生 700円
高校生・中学生以下 無料
リアルタイム受講者(2022年7月15日開催) 無料
(※講師に直接質問等ができないため、リアルタイムより若干お安くなっております。)

リアルタイム開催時
一般 1,800円 大学生・大学院生・専門学校生 900円 高校生・中学生以下 無料

会場

アーカイブ視聴 オンラインでの開催となります。
※イベント視聴ページの「主催者からのお知らせ」の欄に視聴用のパスワードが記載してあります。

お申し込み先

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装談®|Tokyo Fashion Dialogosは、対話を通じてファッションへの思考を深めていく場です。
装談®|Tokyo Fashion Dialogos オンライン#03 ヴァージル・アブロー『ダイアローグ』刊行 プレトークイベント 
主催:FashionStudies®︎
共催:伊藤忠インタラクティブ株式会社
企画:篠崎友亮(FashionStudies®︎

   
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