異性装とは「身体上の性別と性自認は一致しながらも、外見上の装いを自分とは異なる性別に変える行為や状態」(『女性学事典』、岩波書店、2002年)と定義されている。ヨーロッパの歴史において、『聖書』や法令などで好ましくない逸脱行為と見なされた、その営為にはどのような社会的・文化的背景が存在しているのだろうか。主にフランスの女性たちの事例を取りあげながら、多様な動機に裏づけられた性を装う行為について改めて考えてみたい。

まなび
異性装とは「身体上の性別と性自認は一致しながらも、外見上の装いを自分とは異なる性別に変える行為や状態」(『女性学事典』、岩波書店、2002年)と定義されている。ヨーロッパの歴史において、『聖書』や法令などで好ましくない逸脱行為と見なされた、その営為にはどのような社会的・文化的背景が存在しているのだろうか。主にフランスの女性たちの事例を取りあげながら、多様な動機に裏づけられた性を装う行為について改めて考えてみたい。
現在、日本の繊維業界は大変厳しい時をむかえています。長年、繊維技術と格闘してきたシオンテックの菱川さん(ボタニカルダイの作成者)にこれからの時代、どのように戦って行ったら良いのかを、お話していただきます。
今シーズンも、恒例の「東京コレクションを振り返る会」を開催します。先日、最新コレクションを発表したばかりのデザイナーたちと、編集者、バイヤー、研究者の方々をお呼びし、東京コレクション2016-17AWを振り返ります。
34回目のThink of Fashionは、現在、三菱一号館美術館で開催中の「PARIS オートクチュール―世界に一つだけの服」展、担当学芸員の岩瀬慧さんを講師に迎え、「オートクチュール(高級仕立服)の父」と言われるシャルル=フレデリック・ウォルトについて考えていきます。
瀬野さんのお仕事は、クライアントの要望に応じたファッション情報収集やマーケット調査・分析を行い、戦略を立案し、ブランドの開発を手がけたり、シーズンごとには、市場からファッショントレンドを把握し、時には売場に至るまでディレクションをされています。