時代のメルクマールとしてのファッションデザイナーたちを紡ぐことで、20-21世紀ファッションの歴史をたどります。8月4日(木)から全5回、スパイラル9Fにて。

まなび
時代のメルクマールとしてのファッションデザイナーたちを紡ぐことで、20-21世紀ファッションの歴史をたどります。8月4日(木)から全5回、スパイラル9Fにて。
今回は、スターがスター足らしめた時代(1910〜60年代)と「ニュー・シネマ」以降(1960年代後半〜現在)と大きく二つに分け、特筆すべき映画の具体例を交えながらその変遷をみていきます。また、映画のなかの俳優とファッションの関係性、そこに描き出されていた理想の男らしさ・女らしさ、そしてそれらを見る観客の眼差しについて皆さんと考えていきたいと思います。
展覧会の『「こどもらしさ」は、こどもが作ったわけじゃない』というコピーが目を引きます。現在、わたしたちが共有しているこども観は、西洋社会では、近代初期から18世紀にかけて定着したとされています。この会では「こどもらしさ」とは誰がつくったのかを、この展覧会を読み解いていくことにより考えていきます。またそのことを読み解く上での衣服が果たす役割も考えていきます。
今回のトークでは、杉田さんには「1年間、服を買わないチャレンジ」で自分がどのように変化をしていき、自分のスタイルを見つけていったのかを、にしぐちさんには、キャサリン妃のファッション、着こなしからキャサリン妃がどのようにスタイルを確立していったのかをお話していただきます。「何を着たらいいのかわからない」と悩んでいる方に必見のトークです。 このトークが自分のスタイルの見つけ方のヒントになっていただければと思っております。
「アパレル業界の不合理な商慣習、バーゲンの悪循環などの改善を経済産業省が指摘」とのニュースが6月中旬に報道され、ネットなどでも話題になり、業界内でショックが広がったことは記憶に新しいと思います。
経済産業省がその報道の元になった「アパレル・サプライチェーン研究会報告書」を6月17日に発表しています。報告書で、同省は日本のアパレル産業はこのままでは危ないと警鐘をならしています。担当官である経済産業省 製造産業局 生活製品課 課長補佐(総括担当)菅野将史さんをお招きして、報告書の内容をお伝えしていただき、経済産業省が考えるこれからのアパレル業界が取りくむべきことをお話していただきます。