Think of Fashion® では、研究者、キュレーターの方々を講師にむかえ、人々の装いについての文化や歴史、社会現象などを学んできました。この度、オーラルヒストリーと題し、ファッションの歴史を築き上げてきた当事者たちのお話を伺う機会を設けることにしました。その1回目として、ファッションビジネスの企画情報室の先駆けである㈱コルクルームの安達市三氏をお招きし、ファッション業界が注文服から既製服中心の産業へと移行していった時代における取り組みについてお話していただきます。

まなび
Think of Fashion® では、研究者、キュレーターの方々を講師にむかえ、人々の装いについての文化や歴史、社会現象などを学んできました。この度、オーラルヒストリーと題し、ファッションの歴史を築き上げてきた当事者たちのお話を伺う機会を設けることにしました。その1回目として、ファッションビジネスの企画情報室の先駆けである㈱コルクルームの安達市三氏をお招きし、ファッション業界が注文服から既製服中心の産業へと移行していった時代における取り組みについてお話していただきます。
今シーズンも2017年春夏コレクションを振り返る会を開催します。東京にてコレクションを発表したデザイナー達と編集者、バイヤー、研究者の方々をお呼びしまして終わったばかりのファッションウィークを振り返ります。
第10回目はコンデナスト・ジャパン 月刊誌「GQ JAPAN」ウェブ・エディターのウィンサム・リーさんをお招きしましてご自身のお仕事のことをお話していただきます。
第1回目は、『「サステナブル」はファッションに何を与えうるか 書籍「循環するファッション」パート1「ファッション商品の変革」から考える。』と題しまして、この本の監修と訳を手掛けた文化学園大学准教授の田中里尚氏、エシカルブランドINHEELS代表 岡田有加さん、多数の TV、ラジオ番組、出版を企画・構成するかたわら、 環境、社会貢献、ソーシャルメディアのハブとして活動している谷崎テトラさんをお招きし、この書籍のパート1「ファッション商品の変革」の内容を軸にお話をしていきます。
実際にエシカルブランドを運営されている岡田さん、ソーシャルの分野で活躍されている谷崎テトラさんと議論を進めることにより、より多面的にサステナブルファッションのことを捉えていけるのではと思っております。
2000年以降の英語圏におけるFashion関連の出版状況を振り返ってみると、デザイン技法やMDなどのビジネス実務に関連する書籍以外に、Fashionの文化・社会的側面に注目するアカデミックな関心の拡がりを反映する書籍が増えていることに気付かされます。この会では、国内では見られないこうした文献を紹介することで、Fashionへのアカデミックかつ多様な視点、および探求スタイルや相互の関連性などにも触れながら、海外における”Fashion Studies”の拡がりを概観するシリーズを目指しています。”Think of Fashion®”への新たな刺激剤となることを期待しています。