今年は、ファッションインジャパン展が島根の石見美術館と東京の国立新美術館で開催され、ニューヨークのメトロポリタン美術館コスチュームインスティテュートでは、アメリカファッションの歴史をたどる「イン・アメリカ:ア・レキシコン・オブ・ファッション」展が9月18日より開催されます。近年、国内外の美術館で、ファッション展が増えてきているように思います。
そこで、今回のThink of Fashion® オンラインは、ファッション展を題材にファッションを展示することについて考える会を開催します。登壇者は、ファッション展を開催している当事者に集まっていただきます。
京都服飾文化研究財団 アソシエイト・キュレーターで、「ドレス・コード?―着る人たちのゲーム」展を企画された小形道正氏。
彫刻家で、ファッション展のキュレーションも手掛ける鈴木操氏、「the attitude of post-industrial garments」展をキュレーションされました。
神戸ファッション美術館で、ファッション展第一人者であるヴァレリー・スティール氏キュレーションの特別展「Treasures of Fashion ヴァレリー・スティールの審美眼」を担当された中村圭美氏。
前半は、各々が手がけた展覧会のことを語っていただきます。
後半は、FashionStudies®主宰の篠崎友亮がモデレーターとして、フリートーク形式で、登壇者に、展覧会のコンセプト立てから、事前リサーチ、展示手法・方法などを聞いていき、共にファッションを展示することを考えていきます。
皆さまのご参加お待ちしております。
登壇者プロフィール
2015年より 京都服飾文化研究財団(KCI)に勤務。アシスタント・キュレーター。『Fashion Talks…』の編集担当。東京大学大学院博士後期課程単位取得。
「ドレス・コード?―着る人たちのゲーム」展
鈴木操
文化服装学院を卒業後、ベルギーへ渡る。帰国後、コンテンポラリーダンスや現代演劇の衣裳デザインアトリエに勤務。その傍ら彫刻制作を開始。彫刻が持つ複雑な歴史と批評を現代的な観点から問い直す作品を手がける。
主な展覧会に「BALMUNG 2021 A/W collection「N//O//T」」(Rakuten Fashion Week TOKYO, 2021) 、「the attitude of post-indaustrial garments」(企画, MITSUKOSHI CONTEMPORARY GALLERY, 2020) 、「彫刻書記展」(企画, 四谷未確認スタジオ, 2019) 、「open the door,」(個展, roomF準備室, 2018) 。
中村圭美
2014年より 神戸ファッション美術館に勤務。キュレーター。立教大学大学院博士後期課程単位取得退学。
特別展「Treasures of Fashion ヴァレリー・スティールの審美眼」
モデレータープロフィール
ファッションを体系的に学ぶ場(プラットフォーム)「FashionStudies®」主宰。「ファッションをつくる、着る、考える、を掘り下げる」をコンセプトとしたWEBマガジン「FASHION STUDIES」発⾏⼈。
イッセイミヤケ・グループ(イッセイミヤケ、三宅デザイン事務所、21_21 DESIGN SIGHT、エイ・ネット)にて、ファッションビジネス、文化施設の企画運営の経験を積む。株式会社ワールドや伊藤忠商事関連会社等の⼤⼿企業、美術館、⼤学・学術団体、メディアとのイベントを多数企画・運営。
http://fashionstudies.org/
※当日の講座の様子はFashionStudies®の動画サイトでの公開を検討中です。ただし、公開できない場合がございます。あらかじめご了承ください。
日時
2021年10月6日(水)19:00〜21:00頃
会費
一般 2,800円(Peatixにて)
大学生・専門学校生 1,400円(Peatixにて)
高校生・中学生以下 無料
会場
オンラインでの開催となります。
お申し込み先
お申し込みはPeatixにて承っております。※申し込まれますと払い戻しはできませんので、ご了承くださいませ。
Peatixがご利用できない場合は、「Think of Fashion® オンライン ♯04の件」と明記していただき、下記のメールにてお問い合わせくださいませ。
contact@fashionstudies.org
【オンライン講座 ご参加に伴う注意事項】※必ずお読みください
(お申込みを頂いた時点で、ご同意いただいたとさせていただきます。)
・ZOOMの使用方法・操作方法については、本イベントではサポートできません。
・ZOOMインストールなどを起因とするPCトラブルなどは保証しかねますので、自己責任のもとご使用ください。
・オンライン講座は、開催時間外は視聴できませんので、予めご了承ください。
・インターネット接続環境が必須となります。ご利用のネットワーク環境によっては、映像が鮮明に見れない可能性がございますので、ご容赦ください。
・パソコンの場合はカメラ、マイク機能がついたもの、スマートフォンの場合は事前にアプリのインストールが必要です。
・講座にご参加頂けるURLを他の方に知らせたり、SNS、ネットなどで公開しないようお願いします。
・オンライン講座の様子は写真や映像で記録させて頂きます。記録は提携メディアなどでレポートとして掲載致します。
・オンライン講座の録画・録音、画面をスクリーンショットや撮影等をすることはご遠慮ください。
・当日は記録・広報等のためオンライン講座の模様を映像、写真で記録し、後日ウェブ上にて公開予定です。あらかじめご了承ください。
・当日の講座の様子はFashionStudies®の動画サイトでの公開を検討中です。ただし、公開できない場合がございます。あらかじめご了承ください。
Think of Fashion®は人々の装いについての文化や社会現象を学ぶ会です。
Think of Fashion® オンライン ♯04 ファッションを展示すること
主催:FashionStudies®︎
企画:篠崎友亮(FashionStudies®︎)
FashionStudies®︎とは、ファッションを体系的に学ぶ「場(プラットフォーム):STUDIES」と、強度のあるファッション情報を発信する「メディア:MAGAZINE」を企画運営しております。http://fashionstudies.org/about/
FashionStudies®︎は、動画を以下のチャンネルで公開しています。
FashionStudies®︎ YouTubeチャンネル
FashionStudies Official https://www.youtube.com/channel/UC1xd23Bzn-KZPJwNqNXjH_g
FashionStudies®︎ Vimeoチャンネル
FashionStudies Official https://vimeo.com/user145436388
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