FashionStudies®×WORLD
さすてなぶるファッション® 006

多様性とは?LGBTQを学ぶ、ファッションの観点からも
(トークセッション+ 映画「愛と法」上映)

登壇者:永田龍太郎(渋谷区ダイバーシティ推進担当課長)安達功(LGBTQを応援するプロジェクト「スネイルズ」)児玉智美(映画「愛と法」1000人上映会プロジェクト)
モデレーター:山口大人(MASATO YAMAGUCHI DESIGN OFFICE)

2019年10月27日(日)14時開催

人と人とがお互いの違いを理解し、お互いの人権を尊重することは、価値観の多様化した現代社会を生きるうえでとても重要な事です。

私たちは、年齢・疾病・国籍・文化・宗教・障がいの有無や、性自認・性的指向による違いを持っています。性自認・性的指向による違いは人それぞれで、 性的少数者(総称として、LGBTQと呼びます)の方への理解を深めることは、多様性理解につながります。

多くの地方自治体で、多様性を、お互いに尊重し、認め合い、活かしあう(ダイバーシティ&インクルージョン)社会を実現し、誰もが能力を発揮でき生きやすい地域社会を目指す取り組みが始まっています。

その中でも、渋谷区を中心に毎年開催されている「TOKYO RAINBOW PRIDE」では年々参加企業や団体が増え、今年度は20万を超える動員数となっています。当事者以外の来場者も増えている状況は、社会に認知され馴染んできていると言えます。

このような社会状況を受けて、FashionStudies®︎は、「多様性とは? LGBTQを学ぶ、ファッションの観点からも」をテーマとしたトークセッションと映画の上映を行う会を企画しました。
 
トークには、
渋谷区ダイバーシティ推進担当課長である永田龍太郎さん、
LGBTQを応援するプロジェクト「スネイルズ」の安達功さん、
一般企業で働きつつ映画「愛と法」1000人上映会プロジェクトを始めた児玉智美さん
に登壇いただき、この会の企画者の山口大人がモデレーターを務めます。

トーク後、弁護士夫夫を主演とした映画「愛と法」を上映します。  

登壇者の一人の安達さんは、「僕自身もLGBTQの一人。ニュースなどで多くの人がLGBTQであることに悩み、傷ついていることを知り、悲しい気持ちになった。僕は得意な服作りを通して、LGBTQとストレートアライの理解を広げ、一人一人が個性を尊重しあえる世の中にしていけるよう発信を続けたい」と話しています。

この会が多様性への理解、LGBTQへの理解を深める機会になればと思います。

皆さまのご参加お待ちしております。
   

登壇者プロフィール

永田龍太郎(ながたりゅうたろう)
渋谷区総務部 男女平等・ダイバーシティ推進担当課長
株式会社東急エージェンシー(マーケティングプランナー。1999-2002)、ルイ・ヴィトンジャパン株式会社(PR、市場調査担当。2002-2007)を経て、直近までアメリカ系アパレル小売りにてデジタルマーケティングを担当(2007-2016)。
前職でマーケティングの経験を生かした社内プロボノとして、社内外に向けたLGBT施策の立ち上げをリードしたことをきっかけに、2016年9月、渋谷区役所へ。
基本構想「ちがいを ちからに 変える街。渋谷区」を掲げ、「渋谷区 男女平等及び多様性を尊重する社会を推進する条例」に基づき「同性パートナーシップ証明」を発行するなど、LGBTインクルージョンを推進している渋谷区で男女平等・ダイバーシティ推進担当(任期付き)として、当事者感覚を生かしながら、多様な性の共同参画推進に取り組んでいる。

安達功(あだちいさお)
スネイルズ プロジェクト・ディレクター
JUNKO SHIMADA、CHINTHIA ROWLEY、TIBIにおいてデザイナー、マーケットディレクターを経験。バンヤードストームのディレクター。2017年、(株)インターキューブ ドレステリアのディレクターに就任。2019年snailsプロジェクトを発表。現在に至る。

児玉智美(こだまともみ)
映画「愛と法」1000人上映会プロジェクト
1982年神奈川県横浜市生まれ。大学卒業、都内企業に勤務後、横浜黄金町をアートで再生するまちづくりを行うNPOに勤務。主に広報・イベント企画など担当。2011年には市民協働担当として横浜トリエンナーレ事務局も務めた。2013年より都内の不動産会社勤務(広報)。
父は2011年交通事故により高次脳機能障害となり自宅で介護、弟は幼少期より聴覚障害を持つ。その経験から誰しもが「マイノリティ」と隣り合わせでいつどうなるかわからないと実感。2017年の出産が大きなきっかけとなり、立ち止まって考える場づくりをしたいとドキュメンタリー映画「愛と法」1000人上映会プロジェクトを始める。

   

映画「愛と法」
大阪の下町で小さな法律事務所を経営する弁護士の男性カップルを追ったドキュメンタリー。  
この映画はLGBTQだけではなく、様々な価値観を問いかけるストーリーとなっており、より幅広く多様性を考えられる内容となっている。    
http://aitohou-movie.com/
LGBTQ 
レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー(生まれた性と異なる性で生きる人)、クエスチョニング(性自認や性的指向を定めない人)の頭文字をとっている。Qは性的少数者の総称を表す「クィア」という意味でも使われている。(2018-10-15 朝日新聞 夕刊 2社会)

   

日時

2019年10月27 日(日)14時開催
1部 トークセッション
2部 映画上映(94分)+クロージングトーク 17時頃終了予定

会費

ワンドリンク付き
一般 前売2,500円(Peatixにて)当日3,000円 
大学生・専門学校生 前売1,500円(Peatixにて)当日2,000円
中学・高校生 無料

会場

ワールド北青山ビル 15F
〒107-8526 東京都港区北青山3丁目5番10号
アクセスはこちら

お申し込み先

お申し込みはこちらから
お申し込みはPeatixにて承っております。
※申し込まれますと払い戻しはできませんので、ご了承くださいませ。
Peatixがご利用できない場合は、「さすてなぶるファッション® 006の件」と明記していただき、
下記のメールにてお問い合わせくださいませ。
contact@fashionstudies.org
※当日券は会場にて承っております。
※※注意事項 当日は記録・広報等のためトークの模様を映像で記録し、後日ウェブ上にて公開予定です。あらかじめご了承ください。

   
さすてなぶるファッション®は、これからのサステナブルファッションを考える場です。
FashionStudies®×WORLD さすてなぶるファッション® 006  
主催:FashionStudies®︎
共催:株式会社ワールド
協力:児玉智美 (映画「愛と法」1000人上映会プロジェクト)  
企画:山口大人(MASATO YAMAGUCHI DESIGN OFFICE),篠崎友亮(FashionStudies®︎