世界の2大ラグジュアリーグループのケリングとLVMHが、2017年9月6日にモデルのウェルビーイングを守るための憲章を策定しました。また世界的な雑誌出版社であるコンデナスト社も、ファッションモデルへの対応の行動規範を定めています。
翻って、日本の状況はどうでしょうか?
今回の装談™|SOuDANは、ファッション業界の労働問題に力を入れている弁護士の海老澤美幸氏、書籍「ファッションで社会学する」の編著者でファッションモデルの仕事からの章を翻訳された藤田結子氏が登壇し、ファッションモデルのウェルビーイングを考えていきます。
また、ゲストとして、舞踊家のKaoRiさんをお迎え、写真家・荒木経惟氏のモデルとしての経験から、KaoRiさんが考えるモデルのウェルビーイングのあり方についてもお話を伺います。
皆さまのご参加お待ちしております。
中学・高校生のご参加も大歓迎です。(中学・高校生は無料でご参加いただけます。)
※「ウェルビーイング well-being」とは、個人の権利や自己実現が保障され、身体的、精神的、社会的に良好な状態にあることを意味する概念です。
ゲストプロフィール
幼少の頃から踊り始め、高校卒業後ダンス留学のために渡ったヨーロッパで、舞踊家として自分の身体表現の方法を探求するため芸術家のモデルとしても活動を始める。2001年から2016年まで写真家・荒木経惟氏のモデルを経験。現在は、東京・下北沢でバレエ教室を主宰し、振付家、舞踊家として活動を続けている。instagram account: @kaori_danse
登壇者プロフィール
弁護士・ファッションエディター。専門はファッションロー。自治省(現総務省)入省後、㈱宝島社にて編集者のキャリアをスタート。ロンドンでスタイリストMarko Matysik氏に師事した後、ファッションエディターとして独立し、『ELLE japon』『Harper’s BAZAAR』『GINZA』等で活動。2017年に弁護士登録し、ファッション業界の法律問題に取り組んでいる。ファッション関係者のための法律相談窓口「fashionlaw.tokyo」主宰。
藤田 結子(ふじた・ゆいこ)
英ロンドン大で博士号を取得。専門は社会学。参与観察やインタビューを行う「エスノグラフィー」という手法で、日本や海外の文化、メディア、若者、ジェンダー分野のフィールド調査をしている。編著書に『ザ・ファッション・ビジネス』(明治大学商学部編、同文舘出版、2015)、『ファッションで社会学する』(成実弘至・辻泉との共編、有斐閣、2017)。
日時
2018年10月6日(土)17時~18時30分
会費
一般 前売2,500円(Peatixにて) 当日3,000円
学生 前売1,500円(Peatixにて) 当日2,000円
中学・高校生 無料
同日14時30分開催のThink of Fashion 053 編集と写真 #01 女性ファッション誌における紙面作りの変遷と実践とのセット券も設定しました。
Think of Fashion 053 http://fashionstudies.org/studies/think-of-fashion-053/
Think of Fashion 053 セット券 一般 前売5,000円(Peatixにて)
Think of Fashion 053 セット券 学生 前売3,000円(Peatixにて)
会場
TURN harajuku
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前 6-33-14 神宮ハイツ 1F-201
URL: https://turn.tokyo/
お申し込み先
お申し込みはPeatixにて承っております。※申し込まれますと払い戻しはできませんので、ご了承くださいませ。
Peatixがご利用できない場合は、「装談™|SOuDAN #018 ファッションモデルのウェルビーイングの件の件」と明記していただき、下記のメールにてお問い合わせくださいませ。
contact@fashionstudies.org
※当日券は会場にて承っております。
装談™|SOuDANは、装いに関するトピックスを語る会です。
装談™|SOuDAN #018 ファッションモデルのウェルビーイング
主催:FashionStudies
企画:篠崎友亮(FashionStudies)