服・服飾付属品の歴史、ルーツにフォーカスした講座を開講します。
第1回目はラウンジ・スーツを取り上げます。
ラウンジ・スーツとは、「非公式の場で着用する紳士用スーツのこと。1860年代、フロック・コートに対して日常着として登場した。共布でつくられたジャケット、ベスト、パンツの組み合わせで、現代のビジネス・スーツや背広になった。」出典 ファッション辞典 文化出版局
英国スタイルの紳士服全般をトータルでオーダー・メイドできる隠れ家サロン「エドワードエクリュ」代表の木場紳匠郎さんを講師に迎え、スーツとパーツの周辺の歴史・文化から、これからの未来の可能性についてお話していただきます。
木場さんは、お客様一人一人に相応しいサービスをなさっており、その人自身のスタイルを追求することへの一役を買っています。そこには、文化や歴史や旅を大切にされる木場さんの哲学があってこそです。服が単なる物でない何かになっているといえます。
服・服飾付属品の歴史、ルーツを辿り、木場さんの哲学を学ぶことによって、より高いレベルのものづくりを目指される方に是非、来ていただきたい講座です。
皆さまのお越しお待ちしております。
講師プロフィール
1966年鹿児島生。哲学者の父の仕事の関係で、鹿児島、ドイツ、長崎で育つ。学生時代は、姉(現在、経理担当)の影響で、マガジンハウス社のファッション雑誌アンアンを愛読。広島大学文学部西洋哲学科卒後は、広告・広報代理会社に就職し、商社や銀行などの、広報代行業務に従事。最終的に代表取締役を勤める。
2001年1月、35歳の時、自分自身テーマ(本音で正直にアドヴァイスすることで商売自体成立するのか?)を抱きながら、個人事業にてエドワード・オブ・サウスケンジントン創立。無店舗でキャリーバックひとつで営業を開始。シンプルなネイビーフランネルのジャケットで軌道に乗り、ネットでのカフリンクス販売の売れ行きもあり、小成功。
2008年10月、現在のビジネス・パートナーと出会い、翌年5月新宿区・神楽坂のマンションの一室に店舗を設ける。さらに翌年5月法人化して、エドワードエクリュ株式会社とする(2016年現在、6期目)。2012年、神楽坂にて紹介制の1階路面店へと移行。現在は、2015年より弟子が店舗を引継ぎブランド名(Berun)にて独立・経営。
2016年現在 『 プロが本音で正直に教える』 トーク・ライブを開始。田園調布、表参道、神楽坂のサロンを拠点に、ひとりひとりのスタイルや哲学をゆっくり丁寧に創るサービスを行っている。礼を失しない範囲で本音で正直に助言するアドヴァイザー業務を通して、21世紀のModern Gentleman Styleを目指している。Dresssir®(Dress! Sir.からの造語)という新しい職業コンセプト掲げて、年間契約のクライアントを中心に、装い全身一式を完全製作している。
詳細
日時
2016年6月18日(土)14時00分~15時30分
会費
一般 前売3,000円(Peatixにて) 当日3,500円
学生 前売1,500円(Peatixにて) 当日2,000円
会場
ものづくり館 by YKK
〒101-0024 東京都千代田区神田和泉町1-1 YKK和泉ビル
JR 秋葉原駅(昭和通り口)より徒歩3分
TEL:03-3864-2110
http://monozukuri.ykkfastening.com/
お申し込み先
contact@fashionstudies.org
「座学 History of Clothing 001」への参加の旨とお名前、ご連絡先(メールアドレス)、ご所属を明記してお申し込みお願いします。質問がございましたらあわせてお送りくださいませ。
※前売はPeatixにて承っております。前売で申し込まれますと払い戻しはできませんので、ご了承くださいませ。また申込メールもあわせてお願い致します。
座学 History of Clothingは服・服飾付属品の歴史、ルーツを辿り、より高いレベルのものづくりを目指す会です。ものづくり館 by YKK、coromoza、Fashion Studiesの共同企画です。