マルタン・マルジェラの登場から30年。改めて、その姿に迫るトークシリーズの2回目。第1部では、『Martin Margiela: Street Special 1&2』の制作秘話とともに、「メディアに取り上げられたマルジェラ」を追う。第2部では、「Margiela / Galliera, 1989-2009」展(ガリエラ美術館、2018)を紐解きながら、マルジェラのクリエイションの変遷を解説する。

人々の装いについての文化や社会現象を学ぶ
マルタン・マルジェラの登場から30年。改めて、その姿に迫るトークシリーズの2回目。第1部では、『Martin Margiela: Street Special 1&2』の制作秘話とともに、「メディアに取り上げられたマルジェラ」を追う。第2部では、「Margiela / Galliera, 1989-2009」展(ガリエラ美術館、2018)を紐解きながら、マルジェラのクリエイションの変遷を解説する。
2018年に刊行した話題の書籍『インスタグラムと現代視覚文化論』編著・共訳者の一人の、きりとりめでるさんを講師に迎えます。多くの写真家や、現在インスタグラムに投稿される写真が、ペンからどのような影響を受けたのかを紐解いていくことで、インスタグラムやファッションを媒体する写真のいま・これからについて考えていきます。
マルタン・マルジェラの登場から30年が経過した現在、謎のベールに包まれていたデザイナーの姿が徐々に明らかになってきている。改めて、マルタン・マルジェラとは何者であったのか。Think of Fashion®では、当時の様子を知るファッション関係者を迎え、現存する資料を紐解きながらマルジェラの姿に迫る。
調さんからは、ハーパス・バザー、ヴォーグを中心に歴代の名物編集長によるファッション誌の紙面作り、ファッション写真の変遷、歴史をお話ししていただき、伊藤操さんからは、ハーパス・バザーの紙面を作るうえでのページのつくり方、ファッション写真の役割、ファッション写真家をどのように選定したのかの実践をお話ししていただきます。また、お二方に今後のファッション誌における編集と写真の方向性もお話ししていただきたいと思っております。
1950~60年代、ロンドンを舞台に誕生した文化、その名もスウィンギング・ロンドン、ミニスカートのマリー・クヮントとともにそのファッションシーンを牽引したヘア・スタイリストが、ヴィダル・サスーンでした。