京都国立近代美術館で開催中(~11月24日(日)まで)の特別展「LOVE ファッション―私を着がえるとき」の企画立案や作品の選定、マネキンの着せつけなどのキュレーションを担当している小形道正さん(大妻女子大学 家政学部 専任講師)を講師に本展を一層深く知り、より楽しむためのレクチャーを開催します。
小形さんから2019年の「ドレス・コード?」展から2024年の「LOVEファッション」展への変化を中心にお話していただきます。
LOVEファッション―私を着がえるとき
2024.09.13 fri. – 11.24 sun.
服を着ることは人間の普遍的な営みの一つです。そして装いには私たちの内なる欲望が潜み、憧れや熱狂、葛藤や矛盾を伴って表れることがあります。 着る人のさまざまな情熱や願望=「LOVE」を受け止める存在としてのファッション。そこには万華鏡のようにカラフルな世界が広がっています。 今回の展覧会では、KCI所蔵の衣装コレクションを中心に、人間あるいは生物の根源的な欲望や本能を照射するアート作品とともに、ファッションとの 関わりにみられるさまざまな「LOVE」のかたちについて考えます。展覧会を通して、服を着ることの意味について再び考えてみませんか。
主催 京都国立近代美術館、公益財団法人 京都服飾文化研究財団(KCI)
詳細はこちら https://www.momak.go.jp/Japanese/exhibitionarchive/2024/460.html
京都国立近代美術館のサイトより
京都国立近代美術館(MoMAK)と京都服飾文化研究財団(KCI)は、1980 年の「浪漫衣裳展」以来、これまで八度にわたる共同での展覧会を開催してきました。「モードのジャポニスム」(1994)、「身体の夢」(1999)、「Future Beauty」(2014)、第 15 回 西洋美術振興財団賞学術賞を受賞した「ドレス・コード?――着る人たちのゲーム」(2019)をはじめ、「美術館における衣装展」という分野を日本でいち早く普及、発展させてきました。社会、文化、アートの諸問題とも結びつくテーマを取り上げ、衣服だけにとどまらない、現象としてのファッションの展示を目指す私たちの試みは、これまで海外でも評価され、ロサンジェルス・カウンティ美術館(「モードのジャポニスム」1998)や NY クーパーヒューイット国立デザイン美術館(「Fashion in Colors」2005)、ドイツ連邦共和国美術展示館(「ドレス・コード?──着る人たちのゲーム」2021)をはじめ、多数の巡回展を実現してきました。
「LOVEファッション―私を着がえるとき」のプレスリリースより
みなさまのご受講お待ちしております。
会場、オンラインでも受講できるハイブリッド形式での開催です。※会場は若干名の募集になります。
ファッションビジネス学会+10Y研究部会との共催になります。
お申し込み先
講師プロフィール
1985年、長崎市生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程満期単位取得退学。大妻女子大学家政学部専任講師。専攻は文化と芸術の社会学、社会理論、現代社会論。主な論文に「ファッション・デザイナーの変容――モードの貫徹と歴史化の行方」(『社会学評論』No.265、2016年)、「贈与・所有・変身――衣服をめぐる欲望の相乗性と相剋性から」(『思想』No.1192、2023年)など。主な展覧会に「ドレス・コード?――着る人たちのゲーム」(2019-21年)など。
詳細はこちらから https://spotifyanchor-web.app.link/e/8O1GwEX0ONb
「ドレス・コード?」展 講義 前半
「ドレス・コード?」展 講義 後半
「ドレス・コード?」展
東京オペラシティアートギャラリー会場のオンラインギャラリーツアー
Q&A
日時
2024年11月5日(火)18時30分~19時50分
会費
会場
一般 3,000円
学生/ファッションビジネス学会 会員 2,800円
オンライン
一般 1,800円
学生/ファッションビジネス学会 会員 1,500円
応援枠を設定させていただきます。応援枠は、運営資金にさせていただきます。応援していただけましたらとても嬉しいです。
応援をいただきましたらFashionStudies®の告知ページに応援として記名させていただきます。(応援いただきましたら記名の有無を確認させていただきます。)
会場
会場
J-WAVE ARRTSIDE CAST
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6-31-21 ハラカド3F
https://www.j-wave.co.jp/arrtsidecast/
オンライン
ZOOMを使用します。
お申し込み先
お申し込みはPeatixにて承っております。
会場 お申し込み
オンライン お申し込み
※申し込まれますと払い戻しはできませんので、ご了承くださいませ。
Peatixがご利用できない場合は、「Think of Fashion® Study 008 LOVEファッション展の件」と明記していただき、下記のメールにてお問い合わせくださいませ。
contact@fashionstudies.org
※定員になり次第、申し込みを締め切ります。早めの申し込みをお願いします。
※講座の録画・録音はご遠慮ください。
※当日は記録・広報等のため講座の模様を映像、写真で記録します。その記録をウェブにて公開することもあります。
※アーカイブ視聴(見逃し配信)は検討中です。ただし、実行できない場合がございます。あらかじめご了承ください。
※ご来場にあたり、新型コロナウイルス感染症対策として、発熱、咳などの症状がある場合は事前に医療機関にご相談いただき、指示に従ってください。また、手指消毒、任意でのマスク着用など、ご理解ご協力をお願いいたします。
Think of Fashion® Study は、「ファッション」を考えるための方法論について学ぶ講座シリーズです。
Think of Fashion® Study 008「LOVEファッション」展を楽しむためのレクチャー
主催:FashionStudies®
共催:ファッションビジネス学会+10Y研究部会
企画:篠崎友亮(FashionStudies®)
FashionStudies®︎は、ファッションを体系的に学ぶ「プラットフォーム:STUDIES」と、強度のあるファッション情報を発信する「メディア:MAGAZINE/PUBLISHING」を企画運営しております。
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