ギャル文化について、その象徴でもある「イベサー」※のトップを務め、現在は日本学術振興会特別研究員の荒井悠介氏と共に考える。ストリートに集り、クラブでパーティ三昧、ファッションはド派手で、肌は真っ黒。そのようなギャル達が1990年代から2000年代にかけて、渋谷にはたくさんいた。
荒井氏は、3年間当事者として関わった後、10年間のフィールドワークを行いギャル文化を研究し、様々な知見を導き出している。「彼らは煽情的な方法で注目を集めたり、逮捕されない範囲での反社会的行動をとる、一方、集団のためには、勤勉に仕事を行う。」と論ずる。
ギャル文化とは、何か。ファッションのみならず、彼らの価値観、生態に迫る。
(※イベサーはイベントサークルの略 クラブでのパーティなどを行うことを目的としたサークルのこと)
講師プロフィール
荒井 悠介(あらい・ゆうすけ):
1982年、東京都生まれ。明治大学入学後、2001年にイベントサークル(以下、イベサー)「ive.」に参加。後に代表として渋谷でトップのサークルに押し上げる。大学卒業後に慶応大学大学院へ進み、ギャル文化を研究、修士論文をもとに『ギャルとギャル男の文化人類学』(荒井悠介/新潮社)を著す。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)を経て、現在は日本学術振興会特別研究員(DC2)、一橋大学大学院社会学研究科博士課程に在籍し博士論文を執筆中。ギャルの憧れの学校、BLEAにて教育に関わり、明星大学非常勤講師なども務めている。
1982年、東京都生まれ。明治大学入学後、2001年にイベントサークル(以下、イベサー)「ive.」に参加。後に代表として渋谷でトップのサークルに押し上げる。大学卒業後に慶応大学大学院へ進み、ギャル文化を研究、修士論文をもとに『ギャルとギャル男の文化人類学』(荒井悠介/新潮社)を著す。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)を経て、現在は日本学術振興会特別研究員(DC2)、一橋大学大学院社会学研究科博士課程に在籍し博士論文を執筆中。ギャルの憧れの学校、BLEAにて教育に関わり、明星大学非常勤講師なども務めている。