※高校生限定※
「ファッションロー(Fashion Law)」という言葉を聞いたことがありますか?
近年、ファストファッションの台頭、インターネット等の情報技術、3Ⅾプリンタなどのデジタル技術の発展に伴い、ファッションデザインのコピーが社会問題となってきています。そのため、ファッションに関する法的保護が高まり、ファッションローという法律分野が注目されてきています。
「ファッションローは、ファッションデザイナーが衣服、履物、アクセサリー、バッグ、帽子、メガネ、財布などのファッションプロダクトをデザインし、製造し、消費者の手に届けられるまでといった、ファッションプロダクトのライフサイクルの中で生じるあらゆる法律問題を扱うとされています。これには、例えば、知的財産法だけでなく、契約法、消費者保護法、会社法、商法、不動産法、労働法、広告法、国際取引法、関税法等の幅広い法領域が含まれます。 」と、講師を務める関弁護士は話します。
これからのファッションの世界を担っていくであろう高校生の皆さまに、ファッションローのことを知っていただこうと無料のガイダンスを開催します。
幅広い法分野にわたるファッションローですが、このガイダンスでは、知的財産法分野をメインにご紹介させていただきます。
・そもそも社会における法律の役割とは?
・ファッションローとは?
・ファッションにおける知的財産法とは?
このガイダンスは文化服装学院との共催で、 9月15日(土) のオープンキャンパス・学校説明会との同日開催となっております。学校説明会とあわせてご参加いただくこともできます。
高校生の皆さまのご参加お待ちしております。
講師プロフィール
TMI総合法律事務所弁護士/NY州弁護士/津田塾大学非常勤講師/東海大学総合社会科学研究所研究員/日本知財学会事務局員
著書『ファッションロー』(勁草書房/2017年)では、「米国におけるファッションロー」について解説。ファッション関係の主な論文に、「Star Athletica事件合衆国最高裁判決:実用品のデザインに用いられる美術的特徴が保護適格性を有するか否か(分離可能性)を判断する基準~日本の著作権法における応用美術の保護への示唆~」『日本国際知的財産保護協会月報AIPPI』62巻9号、日本国際知的財産保護協会、2017年、838頁「米国知的財産法によるファッション・デザイン保護の現状と課題(2)」『日本国際知的財産保護協会月報AIPPI』62巻2号、日本国際知的財産保護協会、2017年、149頁「米国知的財産法によるファッション・デザイン保護の現状と課題(1)」『日本国際知的財産保護協会月報AIPPI』62巻9号、日本国際知的財産保護協会、2017年、6頁等がある。
http://www.tmi.gr.jp/staff/m_seki.html
日時
2018年9月15日(土)15時~16時
会費
無料
会場
文化服装学院 B館 17階 B174教室
〒151-8522 東京都渋谷区代々木 3-22-1
アクセスはこちら
お申し込み先
※高校生限定※
「高校生のためのファッションローガイダンス 申し込み」と明記していただき、お名前、高校名、連絡先(メールアドレス)を記載して、お申込みをお願い致します。
contact@fashionstudies.org
Fashion Biz Study 特別編 高校生のためのファッションローガイダンス
主催:FashionStudies™
共催:文化服装学院
協力:ファッションビジネス学会+10Y研究部会 日本知財学会 東海大学総合社会科学研究所知的財産部門
企画:篠崎友亮(FashionStudies™)