Think of Fashion 001

ヴィヴィアン・ウエストウッドとその受容 

講師:菊田琢也(文化学園大学・女子美術大学他非常勤講師)

2012/10/28

パンク・ムーヴメントの象徴として、あるいは英国を代表するデザイナーとして知られるヴィヴィアン・ウエストウッド。
挑発的でありつつもエレガントな服作りは、1970年代以降、路上からランウェイまで、多くの人たちに影響を与えてきた。

そうした1人のデザイナーの足跡を辿るとともに、彼女が残したアイテムの数々が、日本の女の子たちにどのように受容されていったのかについて探ることで、ファッションの「着る」という側面について考えていく。

   

講師プロフィール

菊田 琢也(きくた・たくや)
1979年山形生まれ。縫製業を営む両親のもと、布に囲まれた環境のなかで育つ。2003年筑波大学卒。在学時にファッション研究を志す。その後文化女子大学大学院博士後期課程を修了(被服環境学博士)現在、文化学園大学非常勤講師、女子美術大学ライティング・アドバイザー。
近著に「アンダーカバーとノイズの美学」(西谷真理子編『ファッションは語りはじめた』フィルムアート社2011)「やくしまるえつこの輪郭 素描される少女像」(青土社『ユリイカ』第43巻第13号2011)など。